豊臣秀吉の性格が簡単にわ

天下人となった豊臣秀吉は日本の歴史を振り返ってみた中でも指折りの有名人です。

そんな有名人である豊臣秀吉が実際どんな性格をしていたのかは、様々な資料に書き残されています。

しかし、それらの史料は豊臣秀吉に都合がいいように書かれたものであったりと、信じることが出来ないものも。

しかし、豊臣秀吉が当時どんな趣味をもっていたのかに注目すると、その性格をある程度簡単にとらえることが出来ます。

では、豊臣秀吉の性格が簡単にわかる豊臣秀吉の趣味には一体どんなものがあるのでしょうか。

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第三者から見た秀吉

豊臣秀吉に関する資料は数多く残されていますが、実際信じられる史料はそれほど多くは残されていません。

豊臣秀吉配下の家臣が残したものであれば、豊臣秀吉自身に都合のいいように変えられている可能性は否定できず、のちの徳川家康の時代になれば、逆に豊臣秀吉を悪いように書いているかもしれないのです。

そんななか、比較的真実であるとされるのが、豊臣秀吉とは何の利害関係もない第三者によって書かれたもの。

例えば、ルイス・フロイスが書いた『大日本史』がその一例です。

完全に真実だとはいえないものの、『大日本史』によると、豊臣秀吉の性格は簡単に言うと、戦上手、そしてずるがしこい策略家とされているのです。

趣味から性格がわかる?

残された資料をあまり信じることが出来ないため、逸話などでは豊臣秀吉の性格を簡単にはとらえることはできません。

では、豊臣秀吉の性格をしる手がかりとして趣味を見てみましょう。

あまり知られてはいないことですが、豊臣秀吉は多くの趣味を持つ人物でした。

それが豊臣秀吉の性格をつかむ手がかりとなります。

その趣味の中から簡単に性格を捉えることが出来るものにタバコがあります。

当時タバコはポルトガル人から入ってきたばかりのものでした。

そのタバコを豊臣秀吉はいち早く手に入れ、楽しんでいたようで、周囲の人物にも勧めていました。

このタバコに早くから興味を示したことからわかる豊臣秀吉の性格は「新しいもの好き」です。

更に、豊臣秀吉の趣味には当時流行していた茶の湯も含まれます。

その茶の湯では黄金の茶室を作るなど、「派手好き」の性格だったことを読み取ることが出来ます。

このように、豊臣秀吉の趣味からは性格を簡単に読み取ることが出来るのです。

他にはこんな趣味も!

豊臣秀吉は多くの趣味を持つ人物でもありました。

和歌なども嗜み、八条宮智仁親王は豊臣秀吉が詠んだ和歌を『豊臣太閤御詠草』にまとめたほど。

他にも若いころは軍記物語を読んだ読書家であったり、能や狂言も楽しんでいたりと、趣味に注目すると簡単に性格を捉えることが出来るだけではなく、それまで知らなかった豊臣秀吉の新たな側面も見ることが出来るのです。

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